あなたの大切な「家族」を守ります

生命力

ちょっと前に交通事故の子猫が運ばれてきました。


診察すると、骨盤骨折、両大腿骨骨折で下半身麻痺という悲惨な状況、でも、上半身はまったく問題なく元気。


膀胱麻痺もあり、自力排尿できず、アメリカなら安楽死...と思いつつ可能性はゼロではない、安楽死なんていつでもできる最後の手段と保護された方と介護をがんばりました。


数日後、食欲もあり排尿も何とか圧迫して出すことができましたが、ウンチが出ません。


浣腸し、急場をしのぎ、さあ、後どうしよう???


体重1kgの子ネコの手術はとても無理、だめもとで肛門に注射器のシリンジを改良した物をいれ、骨盤腔を広げる作戦を取りました。


シリンジは3日ほどで外れてしまいましたが、その後も排便は可能となり(コントロールはできないので、ぽろぽろ落ちてます。)、排尿も何とか出るようになったのです。


麻痺していた後肢も少し動かせるようになり、ちょっと信じられないぐらいの回復ぶりです。


あきらめずに治療する大切さを再認識させられました。○○ちゃん、ありがとう。